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腰痛持ちはヒザ痛対策を急いで行いましょう

すでに腰痛を発症している人は、いずれヒザ痛を併発する可能性が高いこと
がわかっています。その逆の可能性もしかりです。

 

ヒザ痛の原因として「身体の使い方が悪い」とお伝えしました。

 

私たちの身体は互いに作用し介いながら、一つの動作を行っています。もし、ヒザ
関節に問題があれば、同じ動きをする際にそれ以外の関節や筋肉を作動させ、補おう
とするのです。

 

このようにフォローする機能が上手くいっているうちは、いいでしょう。

 

ですが、本来別の部分が行うべき仕事をカバーしているわけですから、全体的にひ
ずみが出てきてしまうのは当然のこと。特にヒザと腰には密接な関係があります。

 

骨盤の左右にある「腸骨」と「仙骨」の間にある関節を「仙腸関節」といいます。
この関節は身体令体のクッション機能を担っています。身体全体の重みを支えたり、
外からの衝撃を受け止めてくれたりする場所とイメージするとわかりやすいでしょう。

 

両手の指先をお尻の中央に当て、足を組んだり、ヒザを上げてみると、仙腸関節の
勁きがわかります。この仙腸関節が正常に働くからこそ、腰やヒザに余計な負担をか
けなくてすむのです。

 

しかし、この仙腸関節に問題が生じたらどうなるでしょうか。

 

これまで仙腸関節で受け止めてきた衝撃は、そのまま他の関節へのダメージとして
変換されます。なかでも、特に大きな力がかかるのが、腰にある「腰椎」と「ヒザ関
節」です。

 

「ヒザは歩くときで体重の1.5〜2倍、階段の昇り降りで2〜3倍、走るときは5
倍以上の力がかかっているとされています」と先にお伝えしました。

 

ここに仙腸関節で受け止めるはずの衝撃がかかるようになったら……。ヒザに痛み
が生じるのは当然です。

 

腰椎の場合は、衝撃が伝わる先は椎間板やその周りの筋肉になります。
本来ならば、骨と骨の問にある「椎間板」がクッションの役割をしてくれますが、
度重なる負担がかかれば痛みに発展するのはヒザと同様です。

 



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